文字の読み書きができることを「識字」といいます [ブログ]
9月8日は「国際識字デー(International Literacy Day)」です。
1965年のこの日、イランのテヘランで開かれた世界文相会議でイランのパーレビ国王が
軍事費の一部を識字教育に回すことを提案したことを記念して、ユネスコが制定。
「識字」とは、「文字の読み書きができる」という意味で、
現在世界には戦争や貧困等によって読み書きのできない人が
10億人以上いると言われています。
義務教育のある日本人からしたら、読み書きが出来ないって
理解しにくいかもしれませんね。
この「識字」の問題で、ある映画が思い浮かびます。
ジェーン・フォンダとロバート・デ・ニーロ、共にオスカーに輝く2大俳優の
初共演で贈る愛のドラマ『アイリスへの手紙』です。
夫に先立たれ、製菓工場で働きながら2人の子供と妹夫婦を養っていた
アイリス(ジェーン・フォンダ)がある日、同じ工場で働く仕事熱心で
有能なコック、スタンリー(ロバート・デ・ニーロ)と出会い親しくなっていきます。
ところが彼女は、偶然スタンリーが読み書きできないことを知り、それが原因で彼は
工場を追われることになってしまいます。金銭的にやむなくスタンリーは年老いた父を
施設に入れますが、数週間後、父は帰らぬ人に。
同じ頃アイリスは、長女のケリーが妊娠していることを知り、ショックを受けます。
そんな時アイリスは、父の死で自責の念にさいなまれるスタンリーから、
字を教えてほしいと頼まれ、2人の勉強が始まるのですが・・・。
いかがですか? 是非、一度観て下さい。
結構、隠れた名作だと思いますよ。
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